博文館新社の文芸書    

黒船の再来 駒込病院 百三十年の史譚 文化財赤十字の旗
自己中心の文学 ふね・フネ・船の力 戦時の日常
龍(りょう)の如く 昭和20年夏の日記 硯友社の文学運動
知らず知らずに95歳 鵠沼・東屋旅館物語 回想の室生犀星 私のヨーロッパ物語
渡辺一夫敗戦日記 20世紀日記抄 出会いの歓び 日本語を考える
俳句の国際性 蓄音機と西洋館 江南史朗 木版画集 東京歳時記
日記拝見!

敗戦の日本に「民主主義」を導いた米海軍司令官の回想

黒船の再来

 米海軍横須賀基地第4代司令官 デッカー夫妻回想記
ベントン・W・デッカー
エドウィーナ・N・デッカー
横須賀学の会
発行所Kooインターナショナル出版部
 
定価3,150円(本体価格3,000円+税)
A5判
ISBN9784861151644

日本人は空腹と失業に苦しんでいた。
戦勝に酔うアメリカ人は日本の民政に関心
など全くなき、日本人との対等な同盟など
考えられなかった。
しかし、デッカー司令官は、「第二の開国」
に目覚める日本のため、横須賀に「民主主義」
のモデル都市を見事に作り上げてみせ、真の
日米の親善・友好も萌芽させたのだ。

患者を救え!闘う人々の記録

駒込病院百三十年の史譚(ものがたり) 人類の天敵「がんと感染症」への挑戦

元駒込病院副院長 磯貝 元 著
価格1,680円(本体価格1,600円+税)
A5判・並製・カバー装・272頁
ISBN978-4-86115-199-6

【目次】
第一話 長い苦難の道
窮民救済から伝染病の防波堤へ

第二話 どんでんがえし
総合病院への幕開け

第三話 マニトフ旋風
抗生物質の光と影

医療関係者はもとより、一般の人々にも広く
日本の医療が今日まで進化した筋道を知る
絶好の書!


画家平山郁夫のもう一つの仕事をつたえる迫真のドキュメント
敦煌、アンコール・ワット、高句麗古墳
かけがえのない世界遺産を次代に伝える

文化財赤十字の旗

平山郁夫 著/谷久光 聞き手
価格1,785円(本体価格1,700円+税)
A5判並製・252頁
ISBN978-4-86115-170-5

新 章 平山郁夫の年頭所感(1998-2009年)
      平山郁夫略年譜
      平山が実体験した文化財赤十字 平山美知子

―日記は飽くまで、自己中心の描写でなければならぬ―
日記蒐集においては人後に落ちない著者の膨大な
コレクションと、同じ日記を書く者としてのやわらかな
眼差し。
仲間との共同生活、病との闘い、金の無心、目の前にある
戦争の感触、食べていくための方策、そして恋―。
いつの時代も、世界は一人の生の集まりなのだ。

自己中心の文学 日記が語る 明治 大正 昭和

青木正美 著 
税込価格 2,625円 四六判・ソフト上製・カバー装
カラー口絵10頁+本文288頁

【目次】
第一部 本邦日記帳事始め
『当用日記』の話 始まりの始まり
各社の日記帳発行合戦 「文芸日記」
「小学生日記」「婦人日記」「軍人日記」
日記指南書

第二部 名家の日記
秋庭俊彦 室生犀星 竹内尉 西山安雄
松本克平  河田誠一 串田孫一

第三部 無名人の日記は語る
岩田良之助 岡田幸雄 高木清志 原吾郎
山口正彦 吉田房子


四方を海に囲まれた日本は「船の力」に負うところ絶大
なものがあります。
私たちの日常生活は船に助けられているのですが、それ
には殆ど無関心で過ごしているのではないでしょうか。
この本を友に海に向かえば、さりげなく船の美しさが
とらえられ、船舶への興味がいっぱい湧いてきます。
さまざまな船の種類やそれぞれの役割、さらには果てし
なく拡がるロマンも。
----子供達や友人とご家族や教室などで船にまつわる
楽しい話題が次から次へと誕生してくる本なのです。

ふね・フネ・船の力 観音埼・船舶の観察ノート

発行所 Koo International 
税込定価 693円(本体価格660円+税)A5(横長・右開き)
64ページ

船の観察地点を観音埼に置きました。毎日、
観音埼灯台に見守られて700〜750隻も
の船が入航・出航しています。
東京湾は東京都、横浜市、川崎市、千葉市、
横須賀市などの日本を代表する巨大な都市群
がぐるりと囲っています。
それぞれの都市に向き合って進む巨大船舶を
観察すると「船の力」から「日本の力」が
見えてきます。

いま、私たちは読まなければならない
語られながら、文字にならなかった現実

戦時の日常 ある裁判官夫人の日記

小寺幸生 編 
税込価格 1,890円 A5判・並製・カバー装・308頁

 ここに、裁判官夫人、坂本たねの日記がある。
夫の仕事を通して世の中を見つめ、またその率直な感性
をもって時代を受け止め、見たもの、聞いたこと、その
日にした仕事など、几帳面に生活の記録として日記をした
ためたのである。戦時中、坂本家に学童疎開していた甥、
小寺幸生が、坂本たね没後、日記を保存しワープロ文章に
書き起こし、編集・整理して一冊の書籍にまとめ上げた。
そこには研究者が入り込むことができなかった、また時代
を率いた男性たちには見えなかった、戦時の日常が、せつ
なくなるほどに淡々と綴られている。戦後60年。新たな
戦争の世紀を迎えたいま、私たちもまた「戦時の日常」に
いる。私たちは読まなければならない。戦争とは何かを知
るためにも。もうだれも死なせないためにも。

【内容抜粋】
●第一部 戦線は彼方に
(昭和4年〜昭和16年11月)
婦人倶楽部 ペスト 金解禁 濱口首相狙撃
皇太子明仁親王ご誕生 農作物不作 日露戦争三十周年
二・二六事件 国防婦人会 前畑嬢優勝 上海事件 他
●第二部 来て去りし戦火
(昭和16年12月8日〜昭和26年9月
サンフランシスコ講和条約)
大東亜戦争開戦 出征兵士見送り 大詔勅奉載日
債権国債割当 お砂糖欠乏 全国ラジオ体操会 
町内会長徴用となる 英霊三百五十一柱無言の凱旋
戦争のための辛抱 封鎖預金通帳 ビールの配給 他


 

龍(りょう)の如く 出版王 大橋佐平の生涯

稲川明雄 著  税込価格 3,360円

町の米百俵。
それはよりよい商工人を育てあげることにあった。
米百俵の小林虎三郎と対比される長岡商人 大橋
佐平は、町の教育にめざめた人物だった。
長岡商工会議所の淵源をただせば、大橋佐平の見
識に行きつく。
今、長岡商工会議所は創立100年となったが、
町の発展・発達は温故知新をテーマに掲げた商人
大橋佐平の理念に基づいたものだった。
52才で峠を越え、日本最大の出版社「博文館」
を創立し、出版界を一変させた風雲児。
地方からの改革魂は、幕末の河井継之助に似てい
る。長岡の第三の災難である新潟県中越地震に直
面している現代、彼の復興から起業への挑戦のエ
ネルギーを学ぼうと思う。

長岡商工会議所会頭
田村 巌

稲川 明雄
昭和19年(1944)長岡市生まれ。
長岡市立互尊文庫司書、長岡市史編さん
室長を経て現在長岡市立中央図書館長。
著書に、『長岡城落日の涙』『河井継之
助・立身は孝の終りと申し候』など。
ほかに編著に『北越戊辰戦争資料集』。
共著に、『米百俵と小林虎三郎』など。


表紙題字 田中 玉蘭

昭和二十年夏の日記

河邑厚徳─編著  税込価格 2,200円

133人の記録が語るあの日。
戦後59年、今となっては遙かに遠くなった
あの夏の日を皆が同じように受け止めたのだ
ろうか。想い出や記憶は曖昧である。
この本は言論統制下に自分だけのために書か
れていた記録・日記によって再現された日本
の歴史の転回点「S20.8.15」である。


改訂新版 硯友社の文学運動

福田清人著  税込価格 6,090円

現代文学の源流
─硯友社結成100年記念出版

現代文学の源流硯友社は尾崎紅葉、山田美妙、
巖谷小波、廣津柳浪、川上眉山等が明治18年
新文学創造に想いを凝し結成した。この書は同
人達の交遊ぶりや文学精進の姿、作品批評等を
豊富な資料で照明し、硯友社作家集団の近代文
学上の価値を明確にした名著の改訂新版。


知らず知らずに95歳

石田文枝著
税込価格 2,100円

●「ひとりで暮らしていますとぼけていられません」
●「冷たいものは決していただきません」
●「嫁たちとはお互いに干渉することをしないで
  マイペースで暮らしております」
※ひとりで60年以上くらした著者の生活訓のひとつ。

  ◆ 目次より 
第1章 95歳ひとり暮らし 第2章 中将の妻から女医になって 第3章 60歳から人生ひとり歩き
 45歳で医者になり、87歳まで
働いた著者の幸せな老後の迎え方の
エッセイ集。


発行:(株)川喜多コーポレーション
〒178-0061 東京都練馬区大泉学園町2-32-5
発売:(株)博文館新社TEL.03-3811-4721 FAX.03-3818-1431


鵠沼・東屋旅館物語
高三 啓輔 著

税込価格 2,625円
四六判、並製、カバー装
本文260ページ
関係写真・図版資料収録

登場する主な文士たち

志賀直哉
大杉栄
谷崎潤一郎
佐藤春夫
芥川龍之介
宇野浩二
吉屋信子
和辻哲郎ほか

「著者略歴 たかみ けいすけ」
1937年長崎県生まれ。早稲田大学国文科卒業。
東京新聞、朝日新聞記者。『東京人考』(共著・
朝日新聞社刊)、『日本のホスピスと終末期医療』
(共著・春秋社刊)などの著書がある。

明治20年代から大正時代にかけて、鵠沼に〈文士宿〉として知られる東屋旅館が
あった。結核療養のためのサナトリウムや別荘が増えていく中、東屋の歴史を軸に、
そこに滞在した多くの文士たちを通じて辿る文壇史、湘南史。新聞記者の経験から
足を活かした緻密な調査は従来の誤りも正している。


回想の室生犀星
      ─文学の背景

税込価格 2,625円
四六判・上製、カバー付き・本文約270頁
貴重な口絵写真入り


犀星と同郷であるのみならず、父が犀星の幼な友だち
であり、早くから犀星の作品に親しみ、また、室生家
に住み込んで、よそゆきでない犀星の姿に接してきた
著者の肌身の体験に基づく回想録。美術研究者として
の眼から犀星の美意識(石、庭、陶器、装幀など)を
語り、それが犀星独自の文学と通底するものであると
いうところは本書の特色をなす。現代人が見失った何
かをもう一度呼び覚ましてくれる心あたたまる好著。
  ◆ 目次より 
野にある人/大森・馬込/美術とのかかわり(庭と音楽、 美術の仲間とともに やきもの収集 本の装幀)/俳句 からの旅立ち/魚と虫の博物誌(魚 虫)/ドストエフ スキーと「一冊のバイブル」/国内亡命者/復讐の文学 と晩年の作品/キミハユキ ワレハヤム/あとがき/跋 (金沢ファミリーの流れに)伊藤信吉
田辺 徹・著

著者略歴 たなべ とおる
1925年金沢市生まれ。京都大学文学部
哲学科美学美術史専攻卒業。平凡社で「世
界美術全集」「太陽」などの編集に携わり、
現在、成安造形大学学長。美術に関する著
訳書がある。「犀星の会」幹事。



私のヨーロッパ物語


泉 周雄著
税込価格 2,625円
四六判、並製、カバー装、本文約230頁
関係写真収録


「著者略歴 いずみ ちかお」
慶応大学医学部卒。広島医科大学(現・広島大医学部)
講師、国立第二病院脳神経外科医長を経て同病院院長。
平成元年退官。医業のかたわら西洋史を渉猟。歴史・美
術に造詣が深い。

  ◆ 目次より◆  

(1)ヨーロッパそぞろ歩き
(2)西洋文化への郷愁
  ギリシャ・ローマ・ビザンチン帝国
(3)素顔の中世
   ヨーロッパの祖カール大帝
   十字軍の光と陰
(4)絶対君主から「会議は踊る」へ
   桧舞台の主役たち
   イベリアの光芒

教科書西洋史とはひと味違う歴史物語。人間
味あふれる王家の葛藤、法王・貴族の確執、
魔女裁判、時代を彩る百花繚乱の文化や画家
たち。西洋史に見せられた元国立病院長の著
者が鋭い洞察と温かい目で描いた西洋史の森
の散策。

戦後50年特別企画
各紙誌上で話題の書に!

渡辺一夫敗戦日記

串田孫一・二宮 敬編
A5変型 上製函入 
税込価格 3,568円
朝日新聞、日経新聞、読売新聞、毎日新聞、東京新聞、中日新聞ほか多数の地方新聞
や「学燈」「ダ・ヴィンチ」等の雑誌などにも書評やコラム記事が紹介されました。

「著者略歴」
1901年東京生まれ。東京大学仏文科卒業。東京高校(旧制)教授を経、東京大学
教授。フランソワ・ラブレーの『ガルガンチュワとパンタグリュエル物語』全5巻の
翻訳で有名。1975年没。


20世紀日記抄

日記が歴史の主人公になった!

行間から覗く、20世紀の素顔。
時代の嵐に居合わせた人々の証言。
当代一流の執筆陣による
好連載の単行本化!



20世紀日記抄
税込価格 2,625円
 

  目次の一例

 1・・現代史の再建 日記の効用
  J・コルヴィル「ダウニング街日記」・・佐伯彰一
  2・・変化と不易を求めて 日記の本質
  清沢洌「暗黒日記」ほか・・紀田順一郎
  3・・霧中で見た文明の苦い真実
  夏目漱石「ロンドン留学日記」・・富士川善之
  4・・故郷喪失の世紀
  石川啄木「渋民日記」・・松本健一
  5・・西洋憧憬ばねに世間へ痛い遺言
  永井荷風「新帰朝者日記」・・阿部謹也
  6・・暗い時代を予感する野次馬
  ハリー・ケスラー伯爵「ワイマル日記」・・松本道介
  7・・立ち去る人の審美眼
  ブルーノ・タウト「日記」・・高橋英夫
  8・・喜劇人が遺したもう一つの昭和史
  古川ロッパ「昭和日記」・・桜井哲夫
  9・・文学者が綴る同時代史
  A・ジード「日記」・・渡辺一民
  10・・ラストエンペラーの悲劇
  薄儀「薄儀日記」・・山室信一
  11・・ふつうの兵士の非凡な証言集
  J・Pサルトル「奇妙な戦争」・・海老坂武
  12・・色あせぬ純粋な魂の文学
  A・フランク「アンネの日記」・・小川洋子
  etc


四六判 並製 定価1,733円
出会いの歓び
江間守一著
 犀星と同郷であるのみならず、父が犀星の幼な 友だち草創期の民放界にあって、ラジオにテレビ に新しい道を切り拓き、試みを重ねていく中で、 必然的にまた偶然に出会った人々のことを語るエ ッセー。  語りながら、自ずからヒューマニティーあふれ る著者の魅力的な人柄のにじみでた自分史をなし ている。この好奇心旺盛で人間大好き人間の哲学 は、自由とは権利でなく義務であるということ。


A5判 上製 256頁 索引付き
定価2,752円
日本語を考える
柴田武著
「あなたが話しているのは方言ですよ」といわれ たら?ふだん何気なく使っている言葉をやさしく 解説しながら日本語のもつ不思議な魅力を探る好 エッセー。

第43回日本エッセイス ト・クラブ賞受賞!!

俳句の国際性

なぜ俳句は世界的に愛されるようになったのか

星野慎一著 A5判 上製 人名索引付き 貴重な口絵写真入り 税込価格 2,752円 俳句の海外普及における歴史的変遷をたどりながら、自国の文化を考える 世界の俳句愛好家必携の書!

A5変型・上製函入
税込価格2,752円
(本体価格2,621円)
蓄音機と西洋館
巖谷大四著

ISBN978-4-89177-952-8
 明治から昭和にかけて一世を風靡した童話作家の 父・巖谷小波の愛の中で育った幼少時代、多感な青 春、美味遍歴、家族への優しい愛情、銀座慕情、作 家との貴重な交友録など、文壇を見守り続けた著者 が、セピア色に包まれた大正・昭和の郷愁を清雅な 筆致で書いた珠玉のエッセー。  デザイナーの令息巖谷純介氏による高雅な装幀な ど巖谷ファンはもとより文学愛好家、随筆愛読者に は絶対見逃せない秀逸作。

江南史朗 木版画集
24.7×26cm
オリジナル版 税込価格 9,991円
普及版 税込価格 3,873円
ISBN978-4-89177-923-8

昭和初期の東京風景と玩具。 棟方志功と同時代に活躍し、優れた作品を発表した江南史朗の昭和の版画史を 飾る貴重な作品集。

A5判・並製
税込価格2,039円(本体価格1,942円)
ISBN978-4-89177-957-3
東京イラスト歳時記
毎日新聞東京本社社会部編  江戸情緒を豊かに伝える折々のまつりや行事は、 東京生まれではない人にも、郷愁を誘う。東京の 歳時をイラストと文章で綴る。



女性史研究家
島 利栄子著
税込価格 1,890円
●B6判、並製、272頁

ISBN4-89177-989-6 C0095
しま・りえこ
 昭和19年長野県生まれ。信州大学卒。
高校の英語教師を経て女性史研究をライフ
ワークに全国各地で女性たちの声を聞き書
きする活動を展開、平成8年に「女性の日
記から学ぶ会」を創立、現在、その代表と
して移動日記展、講演会などで全国を飛び
回る多忙な毎日。著書多数。日記を通じて
の女性史研究に対して「ウィメンズ・フェ
ローシップ2001シャルレ女性奨励賞」
を受賞。日本ペンクラブ会員。


 「日記は反省と努力を即してくれる」。その結果として
「日記を書いていたから頑張れた!」。特に戦中戦後の苦
難の時代を強く生き抜いた女性達の貴重な記録は、長びく
不況の中で先行き不安を抱く現代の人々に強い感銘ととも
に「勇気」と「やる気」を喚起してくれる。こうした日記
を中心に著者が長年の歳月をかけて発掘した数多くの庶民
日記の中から厳選した13編の日記集である。それぞれが
独自のテーマを持った日記で、女性に限らず幅広い読者の
共感を呼ぶだろう。
 いずれも素朴な表現ながら、その「たくましい生きざま
の記録」は、いきいきと生きることへの確かな手応えを感
じることができる。著者が各日記筆者との交流を通じて適
切な解説と分析を加えた、いやしの啓発書でもある。巻末
には、各日記を書いた当時の世相年表(68年分)を35
ページにわたって特集。庶民生活密着型で自分史執筆など
にすぐ役立つ「便利資料」である。

  ◆ 目次より◆  
勤労疎開の食事日記 小学生日記・昭和7年〜12年 家族愛が紡ぐ10年連用の日記 67年、つれづれ日記 愛の農業日記 譲りのための日記 カレンダーの裏につづった日記 健康チェックの日記 奥會津のばあちゃん日記 海苔屋のおかみさん日記 夫の介護日記 リハビリ日記 仕事と両立・子育て日記 日記を書いた当時(昭7〜平11)の世相


茜色の辞書

税込価格 1,937円

海は白髪なれど

松野良寅 A5判/税込価格 2,039円(本体価格1,942円)
ISBN978-4-89177-945-0

続 海は白髪なれど「海軍こぼれ話」

松野良寅 A5判/税込価格 2,039円(本体価格1,942円)
ISBN978-4-89177-946-7

思い出の作家たち

税込価格 1,890円

旅うたた

税込価格 5,913円

初孫と四十雀

税込価格 1,890円

美術の足音今は昔

税込価格 2,310円

病院船弘斉丸見聞録

税込価格 7,136円

桃太郎主義教育の話

税込価格 1,418円

夢候よ

鈴鹿俊子 四六判/税込価格 2,345円(本体価格2,233円)
ISBN978-4-89177-936-8

淀君 妖しの舞い

史馬永里子 四六判/税込価格 1,325円(本体価格1,262円)
ISBN978-4-89177-960-3

ロマンのふるさと

税込価格 2,548円