環境 新刊

「「通信」の時代と現在の間」 「「過去」と対話してみませんか?」 「地球環境と作物」;
「木質廃棄物の有効利用」「目指せ環境大国への道」<「環境負荷を予測する」
「続・環境負荷を予測する」「緑化樹木の樹勢回復」「陸上生態系による温暖化防止戦略」
「土壌環境分析法」 「環境無機化学」;「新版 酸性雨」

微生物・他
「土壌動物による土壌の熟成」 「稲作科学の基礎」 
「新農法への挑戦」「植物根系の理想型」「燐と植物(2)」
「土と日本古代文化」
「新・土の微生物(1)」「新・土と微生物(2)」「新・土と微生物(3)」
「新・土と微生物(4)」「新・土と微生物(5)」「新・土と微生物(6)」
「新・土と微生物(7)」「新・土と微生物(8)」「新・土と微生物(9)」
「新・土と微生物(10)」


「通信」の時代と現在の間  「土壌微生物通信」(1962〜1986)探訪(2)

服部 勉 編
B6判 152頁 定価:本体2,000円+税
ISBN978-4-8268-0216-1


『「過去」と対話してみませんか?』の続編。現代の研究者24名が、数十年前の研究者達に思いをはせ、問い、語り、対論し、自分を見直し、新しい方向性を見出す。



過去と対話してみませんか? 「土壌微生物通信」(1962〜1986)探訪(1)

服部 勉 編
B6判 128頁 定価:本体1,500円+税
ISBN978-4-8268-0211-6


数十年前の研究状況や相手の事情などを想像・推理し、今日的視点で批判したり、
時代を超えて共鳴あるいは今の研究法への反省や方向性を見出す「架空交流体験記」。


地球環境と作物

巽  二郎
A5判 160頁 定価:本体2,500円+税
ISBN978-4-8268-0207-9


地球環境変動のなかで、農業生産が直面している問題点とその対策や将来像を、作物
生産の観点から、専門的な知見をベテランの作物研究者が平易に解説している。



木質廃棄物の有効利用

 堀 大才 三戸 久美子 共著  ゴルファーの緑化促進協力会編
 定価:本体2,200円+税
 ISBN978-4-8268-0193-5
【目次】

第1章 発生源から見た木質廃棄物の分類
第2章 法律上の木質廃棄物の分類
第3章 木質廃棄物の利用法
第4章 木質廃棄物の利活用にあたっての課題
第5章 木質廃棄物の循環型利用システム





目指せ環境大国への道

─新たな森林・緑空間創出のもとに─

小澤 普照 監修
A5判 232頁 定価:本体2,500円+税
ISBN978-4-8268-0190-4

地球温暖化対策の方向を、森林・緑の視点から新たな発想に立って示そうというもので、
三篇からなり、総論篇では二酸化炭素排出問題の実態と、地域・社会・環境などと連結
した各国の対応策を。構想モデル篇では、多様な発想による各種構想とモデル、事例な
どを。参考資料篇で森林資源や土地利用の概要、二酸化炭素と森林機能など、が平易に
書かれている。




環境負荷を予測する

─モニタリングからモデリングへ─

長谷川 周一・波多野 隆介・岡崎 正規 編
A5判 304頁 定価:本体3,400円+税
ISBN978-4-8268-0188-1

自然の中の物質(土壌浸透水、硝酸態窒素、リン、炭素、土壌微生物など)の濃度や移
動状況などを継続的に測定し、その結果とモデルを用いて、土壌・地下水・環境などへ
の影響を予測するための測定法や現象予測法などを、それぞれ実測にもとづいて詳しく
解説している。




続・環境負荷を予測する

─モニタリングとモデリングの発展─

波多野 隆介・犬伏 和之 編
A5判 348頁 定価:本体4,200円+税
ISBN978-4-8268-0202-4

植物の生育や食料の生産・消費と密接にかかわり、必要不可欠な元素とりわけ炭素と窒
素により生じる環境負荷の現状とその評価を、窒素循環モデル、流出負荷の実態評価、
モニタリング技術、流出負荷の収支因子、モニタリングとモデリングの接点、広域評価
への取り組み、の6章に分け、各地の現状や取り組み事例等を詳述。


緑化樹木の樹勢回復

ゴルファーの緑化促進協力会編
A5判 232頁 定価:本体3,800円+税
ISBN978-4-8268-0172-0


大気・土壌・水質汚染などの環境悪化により、街路樹や公園などの樹木が衰退あるいは枯
死したり、病害虫による被害も増加している。本書では、病害虫とその駆除、気象害とそ
の保護、土壌に由来する害と対策、大気汚染害と対策、衰退木の樹勢回復、総合診断と保
護対策などの章に分け、原因や対策を平易に解説している。


陸上生態系による温暖化防止戦略

藤森 隆郎 監修
A5判 186頁 定価:本体2,500円+税
ISBN978-4-8268-0181-2


本書は、第1章:陸上植生の炭素固定機能、第2章:二酸化炭素濃度上昇の原因と影響、
第3章:木材利用等による炭素貯留方策(木材利用・バイオマスエネルギー)、第4章:
植生管理による炭素貯留方策(森林管理、森林土壌・草地・湿地・農耕地の保全、緑地
における炭素固定策)からなり、陸上植生がもつ二酸化炭素吸収・貯留能力を活用し、
大気中の二酸化炭素濃度を抑え、地球温暖化防止を計るためには何が必要かを探る。


土壌環境分析法

日本土壌肥料学会編
A5判 428頁 定価:本体5,200円+税

環境問題や環境資源としての土壌に対する認識の高まりを背景に、土壌学の専門家だけで
なく、関係各方面の方々が、土壌の基本的な性質や機能を評価するためのマニュアル化さ
れた分析書で、基本操作、土壌物理、土壌の有機物・土壌生物、機器分析、土壌科学
(pH、Eh、交換性イオン、元素の分析・測定など)、水質の6章からなり、時代の要
請に合わせ環境問題にも配慮し、環境基準レベルの分析法ものべられ、土壌環境学を学ぼ
うとする学生はもちろん、現場の技術者にも必携の書である。
ISBN978-4-8268-0168-3


環境無機化学  元素の循環と生化学

ボーエン著 浅見輝男 茅野充男訳
A5判 386頁 定価

環境と生物中に存在する元素を環境と機能に力点を置き広範なデータをとりまとめた。
環境保全を考える基礎的文献。
ISBN 4-8268-0063-0



No.J-6

新版 酸性雨 ─複合作用と生態系に与える影響─

大喜多敏一監修
B5判 312頁 定価:本体8,252円+税
ISBN978-4-8268-0165-2

酸性物質の発生源、大気中の輸送と硫酸・硝酸などへの変換、降水に伴う湿性沈着や直接
的な乾性沈着、森林・土壌・陸水などの生態系に与える影響について解説した。



微生物・他


No.F-1

土のバイオテクノロジー  作物生産における土壌微生物の役割

J.M.リンチ著 丸本卓哉 金沢晋二郎 佐藤匡 渡辺巌訳
A5判 230頁 定価:本体3,400円+税

微生物がいかに土壌の健康、作物生産性に役立つかを論じ、微生物の持つ潜在能力を評
価した力作。
ISBN 4-8268-0077-0

No.F−2

土壌動物による土壌の熟成

L.バル著 新島渓子・八木久義訳監修
B5判 424頁 定価:本体7,282円+税
ISBN978-4-8268-0137-9

環境を汚染せず、自然を守りながら土壌の活性を維持している土壌動物。実験結果をふ
まえ、実態と働きを詳述。

No.F−3

稲作科学の基礎

吉田昌一著 村山登監訳
A5判 336頁 定価:本体4,369円+税

生理学の情報を中心に、稲の品種、環境、栽培法など各種情報を加味した。稲の作物
生理の概要をまとめた内外に好評の書である。
ISBN 4-8268-0088-6


No.F-5

植物根系の理想型

山内章編 秋田重誠 田中典幸 刈住のぼる他著
B6判 176頁 定価:本体1,942円+税

最も機能的な根系とは?、根部の「理想型」研究の今後の方向を探る上での、多くの重
要な問題点など示唆。
ISBN 978-4-8268-0163-8

No.F−7

燐と植物(2)  燐の工学と工業技術

藤原彰夫 岸本菊夫著
A5判 358頁 定価:本体5,631円+税

燐酸工業用原料、肥料用燐酸及び各種燐酸肥料の製造法、燐酸工業副産物の各種利用
工業及び燐化合物の新分野への利用法等を解説。
ISBN 978-4-8268-0141-6


No.F−9

土と日本古代文化

日本文化のルーツを求めて

藤原彰夫著
A5判 448頁 定価:本体5,631円+税

地質・地形・土質が文化に及ぼす因子は非常に大きい。「土」からその上に形成され
た文化を論じる・・・試論の第一歩が本書である。
ISBN 978-4-8268-0125-6


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No.F−10

新・土の微生物(1) 耕地・草地・林地の微生物

土壌微生物研究会編
B6判 160頁 定価:本体1,650円+税

異なった土壌に棲む微生物には、それぞれの姿や活動状況があるのではないだろうか。
畑地、水田、草地、森林の各土壌について、その物理構造や特長、土壌の物質変化に
大きな役割を演じている微生物の種類や働き、土壌の状況や施肥・耕耘など栽培管理
との関係を探る。
ISBN 978-4-8268-0166-9

No.F−11

新・土の微生物(2) 植物生育と微生物

土壌微生物研究会編
B6判 170頁 定価:本体1,700円+税

植物の生育と微生物の関係については多くの研究がなされ、大きな成果をあげている。
本書では、植物の根(根圏)と微生物の関係、根に共生する微生物では根粒菌と菌根圏
の生体機能など、根に寄生する微生物─土壌伝染性病害、植物の窒素・リン栄養と微生
物の関係などを詳述。
ISBN 978-4-8268-0171-3


No.F−12

新・土の微生物(3) 遺伝子と土壌微生物

土壌微生物研究会編
B6判 160頁 定価:本体1,700円+税

複雑な生命の仕組みをもち、不明な点の多かった土壌微生物の生態や系統分類などが、
分子生物学的な手法によって徐々に解明されつつある。本書では、分類と分子系統、遺
伝子による検出・識別、遺伝子伝達、土壌環境と遺伝子発現調節、遺伝子からみた代謝
・生理などを解説。
ISBN 978-4-8268-0176-8

No.F−13

新・土の微生物(4) 環境問題と微生物

日本土壌微生物学会編
B6判 186頁 定価:本体1,800円+税

重金属と微生物、農薬と微生物、有機ハロゲン化合物と微生物、酸性降下物と土壌微
生物、地球温暖化と土壌微生物、下層土環境と土壌微生物の6章で構成され、各種有
害物質による土壌や環境の汚染と、これにかかわる土壌微生物の姿を、最近の知見を
もとに解説されている。
ISBN 978-4-8268-0177-5

No.F−14

新・土の微生物(5) 系統分類からみた土の細菌

日本土壌微生物学会編
B6判 210頁 定価:本体2,200円+税

土の微生物の種類や役割を、最近の系統分類研究からアプローチ。第1章では土の細
菌の役割を見直し、役割に対応する化学的活性菌類の整理とそれらの系統的位置との
関係を、第2章では逆に系統的分類群に着目し、各分類群の特長やその中にどんな細
菌がいるかなどを平易に解説。
ISBN 978-4-8268-0179-9


No.F−15

新・土の微生物(6) 生態的に見た土の菌類

日本土壌微生物学会編
B6判 180頁 定価:1,800円+税

土の菌類(カビ、キノコなどの糸状菌類)について、どんな菌類がいるか、どこでど
の様な生息をしているか、どのくらいの量がいるか、生態系の中で何をしているのか、
地球環境にどんな影響を与えているのか、などを各分野の専門の研究者が最新の情報
を網羅し、詳しく解説。専門分野の研究者だけでなく、他領域の方も利用できる。
ISBN 978-4-8268-0183-6


No.F−16

新・土の微生物(7) 生態的に見た土の原生動物・藻類

日本土壌微生物学会編
B6判 160頁 定価:本体1,700+税

原生動物と藻類は、土壌微生物の主要なメンバーでありながら水圏のものにくらべ研
究も遅れていたが、先人研究者のお陰で、その生態的姿が次第に見えはじめた。本書
では、その種類や生活、その生態的役割りや利用などについて、現在までに知られて
いることを整理・解説し、将来の展望にもふれた類書の少ない入門的な総説書。
ISBN 978-4-8268-0184-3


No.F−17

新・土の微生物(8) 土のヒト病原菌類

日本土壌微生物学会編
B6判 128頁 定価:本体1,700円+税

感染症が増加し医療上問題になっている真菌類の多くは、土壌中に生息しているが、
土壌中での生態などはほとんどが解明されていない。そこで、感染症の分布や症状、
培養などから病原真菌類の生態と、それぞれの起炎菌が引き起こす感染症を解説、
土壌中での生態解明の糸口をさぐる。
ISBN 978-4-8268-0187-4
No.F−18

新・土の微生物(9) 放射菌の機能と働き

日本土壌微生物学会編
B6判 106頁 定価:本体1,600円+税

放射菌は、好気的な土壌には必ず、しかも高密度に存在し、主要な土壌菌であるため
研究の歴史も長い。さらに、抗生物質を生産することが発見されてからは、集中的に
研究されてきた。しかし、なぜ抗生物質を生産するのか、その生物的意義などまだ不
明な点も多い。これらを理解するためには、土壌微生物としての放線菌を更に深く知
る必要がある。
ISBN 978-4-8268-0189-8
No.F−19

新・土の微生物(10) 研究の歩みと展望

日本土壌微生物学会編
B6判 216頁 定価:本体2,300円+税


土壌中の微生物については、近年急速にしかも広範囲に研究が進み、学問的にも確立
されている。そこで、本シリーズ最終巻として、これまでの研究者が、どのように考
え研究し、それが現在の研究にどうつながり、将来の研究に結びつくかなど、土壌微
生物研究の歩みと展望を取り上げた。
ISBN 978-4-8268-0192-8


No.F-4

新農法への挑戦   生産・資源・環境との調和

庄子貞雄編
A5判 388頁・カラー8頁 定価:本体6,602円+税

農業生産と農業環境問題の解決に迫る新農法とそれに係わる重要なトピックについて、
斯界第一線の研究者が執筆したものである。
ISBN 4-8268-0155-6