『日本点字表記法 2018年版』

⽇本点字委員会 編集・発⾏

 

ISBN978-4-86115-167-5
発行:2019年3月
サイズ:B5判
定価:本体1,400円+税

 

 

日本点字の書き表し方の指針となる表記法の17年ぶりの改訂です。本書では、大幅な改訂はありませんが、使っている言葉について平易な表現を心がけ、各項目に見出しを付けるなど、分かりやすく、読みやすくなるための工夫を随所にしています。
文字のサイズも2ポイント大きくした上にUDフォントを使用しています。また、ページの左右に柱見出しを付けましたので、開いたページが何章何節かが一目で分かるようになりました。

第1章 点字の記号:
特殊音の分類を若干変更しました。
第2章 語の書き表し方:
「現代仮名遣い」や「外来語の表記」について、内閣告示であることと、公布年次を記しました。
第3章 語の区切り目の分かち書きと自立語や固有名詞内部の切れ続き:
「自立可能な成分」は「独立性の強い意味のまとまり」という表現に変更し、「副次的な意味の成分」は「独立性の弱い要素」という表現に変更しました。
第4章 文の構成と表記符号の用法:
アットマークを新設し、読点・中点の使用を標準の扱いとしました。Eメールなどに使う符号の名称を変更し、使い方を本文の中に書き加えました。
第5章 書き方の形式と点訳のための配慮:
点訳のための配慮を拡充しました。
第6章 古文の書き表し方:
用例の並びを変更し、品詞別にして例を増やしました。
第7章 漢文の書き表し方:
漢文を書き表す場合には、書き下し文に直して書き表すことが原則であることを強調しました。


リンク:日本点字委員会ホームページ

 

 

 

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